吟醸の香り・旨さにこだわり、他の米焼酎とは大きく異なる「真のプレミアム焼酎」とは
吟醸仕込み本格焼酎のできるまで
米焼酎の作り方は大きく分けて二通りあります。一つめの方法は、お米をアミラーゼという酵素によって糖化させ、そのあと酵母によりアルコール発酵させた「お酒」を蒸留する方法。二つめの方法は、日本酒をしぼったあとに残る「酒粕」をタンクに入れ、もろみ状にし、再発酵させてから蒸留する方法。
※どちらの方法も、量は採れてもせっかくの味・香りが無くなってしまいます。
千寿の本格焼酎は、そのどちらでもありません。全国的にも珍しく酒粕そのものを原料に(再発酵させずに)蒸留してつくられています。
この方法の方が、日本酒の華やかな味・香りが焼酎の中に溶け込んでおいしい米焼酎になると考えるからです。ただし、欠点もあります。手間がかかること、大量生産が出来ないことです。(一日蒸留しても、出来る焼酎の原酒[約40度]は僅か20Lほどです)
初めてお召し上がりになられる時は、その香り・味に驚かれるかもしれません。旅先や、偶然立ち寄った居酒屋などで飲まれたお客様に後日お問い合わせをいただいたくことも多く、リピーターの多い人気商品です。
実際の工程をご覧ください
1.原料となる酒粕です
2.正確に計量して取分けます
3.酒粕をトレーに拡げます
4.蒸留装置にセットします
5.すべてのトレーをセット
6.密閉して蒸留を開始します
7.抽出された焼酎(原酒)はこのタンクに溜まります